テヌータ・ルーチェ　ルーチェ　ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ　2015
Tenuta Luce　Luce Brunello di Montalcino

テヌータ・ルーチェは、1995年、フィレンツェの名門フレスコバルディ家と「カリフォルニアワインの父」ロバート・モンダヴィにより、世界最高のイタリアワインを生み出すために設立されました。国際品種を用いて造られる「スーパー・タスカン」の代表的存在でありながら、サンジョヴェーゼにこだわりを持ち続けてきたルーチェ。テヌータ・ルーチェの88haのブドウ畑のうち、11haがブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCGとして認められています。ルーチェ　ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、「マドンニーノ」と呼ばれるブドウ畑で育つサンジョヴェーゼを主に使用しています。サンジョヴェーゼに理想的なガレストロと呼ばれる土壌と最適な日照の畑から、力強さと魅惑的な特徴を兼ね備え、ストラクチャーと上品さが美しく融合したワインが生まれます。ファーストヴィンテージは2003年です。
2015年は、冷涼で雨の多い春だったことから、適度にブドウに刺激を与え、大切な水分を土壌に蓄えることができました。このことは、太陽の降り注ぐ乾燥した夏にブドウにかかるストレスを防ぐために重要でした。その後、9月になると昼夜の寒暖差があり、フェノール類の成熟に寄与しました。収穫の前の涼しい数日のおかげで、アロマも成熟し、素晴らしいルーチェ　ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを生み出すのに理想的な、小さめの房の健全なブドウを収穫することができました。2015年は、そのブドウのクオリティの高さから記憶に残る素晴らしいヴィンテージとなりました。ジェームス・サックリング100点のグレートヴィンテージです！

熟した黒果実やリコリスの複雑な香りが際立ち、たばこやトリュフのニュアンスが加わります。口に含むと、そのまろやかさとさわやかさに魅了され、なめらかなタンニンで構成される洗練されたストラクチャーが感じられます。フィニッシュは上品で、素晴らしい余韻が長く続きます。

牛肉や子羊のローストや、ジビエ、熟成したチーズなどともよく合います。