フォンセカ・ギマラエンス　フォンセカ　ヴィンテージ・ポート　2017　750ML
Fonseca Guimaraens　Fonseca Vintage Port

1815年にフォンセカ家が創業、その後、初代のマヌエル・ペドロ・ギマラエンスが事業に参画します。以来、ギマラエンス家は1世紀以上にわたって会社を率い、一流のヴィンテージ・ポート・メゾンとしての評価を確立しました。現在のダヴィド・ギマラエンスに至る6世代にわたり、一貫したハウススタイルと品質を誇るポートワインを造り続けています。
フォンセカ・ギマラエンス社では特別良好な収穫に恵まれた年に、ヴィンテージポートを仕込みます。強さ、奥深さを持ち、熟成の可能性を秘めたブドウからは、甘美なヴィンテージ・ポートワインが生まれます。キンタ・ド・クルゼイロ、キンタ・デ・サント・アントニオ、そして、そして、フラッグシップであるキンタ・ド・パナスカルといった素晴らしい畑のブドウを使用しています。
2017年は、寒く乾燥した年明けにもかかわらず、最初の萌芽は例年より早く、3月10日頃に訪れました。春は例年になく乾燥しており、ブドウ樹の成長は急速で、5月初旬に早い開花をもたらしました。6月の最初の3週間はとても気温が高く、ヴェレゾンは例年よりかなり早い18日頃に始まりました。8月には気温が少し下がり、夜は比較的涼しくなりました。乾燥は9月末まで続きました。予想通り、ブドウは早い時期に成熟し、収穫はここ数十年で最も早く開始され、キンタ・ド・パナスカルは9月6日から、クルゼイロとサント・アントニオはそれぞれ10日と17日から始まりました。ブドウの果皮はとても厚く、色の深みが印象的な非常に濃厚なマストが得られました。全体的に生産量は少なくなりましたが、生産されたワインは素晴らしい品質で、早い段階で高いポテンシャルを示しました。

インクのように濃い紫の色調。カシスやブラックベリーなどの果実の凝縮した香りが力強く香ります。さらにコーヒーやエキゾチックな香り、かすかにミントも感じさせます。豊かで甘美な口当たりが楽しめます。ドライフルーツ、チョコレートタルト、チェダーチーズなどとともに。
※お飲みになる前に、デカンタージュをおすすめします。