1859年のボルドー万国博覧会で金賞を受賞して以来、瞬く間にロシア、スウェーデン、オランダ、ポルトガル、バイエルン、プロイセン、スペイン、オーストリアなど世界の王室や宮廷で愛飲されるようになりました。特に英王室との関わりは深く、1897年にエドワード7世御用達になり、1977年にはエリザベス2世在位25周年限定ワインを生産、1981年にはチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚に際して「ロイヤル・ウェディング・キュヴェ」を発表しました。また、政治家のアイゼンハワーやチャーチル、画家のダリ、探検家のロバート・ファルコン・スコットなど錚々たる著名人がシャルル・エドシックを信頼し、選んできました。

ダニエル・チボー、レジス・カミュ、ティエリー・ロゼ、シリル・ブランといった歴代の卓越したシェフ・ド・カーヴに恵まれ、伝統を守るだけではなく、創業者譲りの大胆で自由な発想を元に新たな挑戦を続けてきました。彼らは、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」が選ぶ『スパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』のタイトルを、シャルル・エドシックのシェフ・ド・カーヴとして通算14回以上も獲得しています。そして2023年3月、エリーズ・ロスフェルト氏を新たにシェフ・ド・カーヴに迎えました。シャルル・スタイルの継承と永続性を保持していくため、エリーズは今後のアッサンブラージュにおいてもシャルル・スタイルを守り、メゾンのユニークな個性を保証してくれるでしょう。
シャルル・エドシックは2022年、シャンパーニュで初めてとなるB Corp認証取得しました。この認証は、アメリカの非営利団体B Labによる国際認証制度で、製品、サービスだけでなく、ガバナンス、従業員、コミュニティなど社会・環境への影響を評価するもので、取得が困難なものとして知られています。