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シャトー・デ・ジャック100周年特集

シャトー・デ・ジャックは、1924年創立のボージョレ地区の由緒あるワイナリーです。
特にクリュ・デュ・ボージョレ最高峰の一つ ムーラン・ア・ヴァンで最も名声を誇ってきました。
日本ではフレッシュで早飲みの印象が強いボージョレのワインですが、シャトー・デ・ジャックのガメイは、
ストラクチャーがあり複雑でエレガント。10年から20年以上にわたる長期熟成も可能な素晴らしいワインを生み出しています。
2024年、シャトー・デ・ジャックは創立100周年を迎えました。これを記念して数々の逸品をご紹介する特集をお届けします。

シャトー・デ・ジャック

シャトー・デ・ジャックは、1924年創立のボージョレ地区の由緒あるワイナリーで、ムーラン・ア・ヴァンに程近いロマネシュ・トラン村に醸造所と邸宅を構えています。ムーラン・ア・ヴァン、モルゴン、フルーリー、シェナ、そしてシャペル・ド・ガンシェ村に、総面積約70haの自社畑を所有しています。
ボージョレの生産者の多くがよりフレッシュなワインを造るためマセラシオン・カルボニックに移行する中、このドメーヌの名声を築いた生産者トラン家は、伝統的なワイン造り(除梗、区画ごとの醸造、長いマセレーション、樽での熟成など)を守り続けました。熟成には、現在でも17世紀に建てられた地下セラーが使われています。1996年にブルゴーニュの名門ルイ・ジャドがドメーヌを受け継いだ後も、それぞれのテロワールとヴィンテージ、特に単一畑の個性を反映し、コート・ドールのピノ・ノワールのように複雑でエレガントな、そして長期熟成可能なガメイワインを生産するという哲学は守られています。
シャトー・デ・ジャックでは以前から化学肥料や除草剤は使用せず、環境に配慮した栽培を行ってきましたが、HVE(環境価値重視認定)の認証を取得後、さらにABオーガニックの認証取得を目指し、すでに90%の畑が厳しい認証要件を満たしています。
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ボージョレの品種を楽しむ

ボージョレでのワイン造りには、赤とロゼはガメイ、白はシャルドネが主に使われています。

ガメイ(gamay noir à jus blanc)は、ピノ・ノワールとグエ・ブランの自然交配種で、樹勢が強く、薄い果皮を持つ品種です。栽培環境や醸造方法により、フレッシュでフルーティな近付きやすいワインから、複雑で表現力豊かで熟成可能なワインまで、さまざまなスタイルのワインが生まれます。ガメイは、17世紀初頭からこの地で栽培されており、痩せた花崗岩土壌が、このブドウのフィネスと多様さを表現するのに最適であることが証明されています。

シャルドネは、主にマコネ地区に近いアペラシオンの北側などで栽培されています。土壌は、場所によりさまざまですが、シャトー・デ・ジャックがシャペル・ド・ガンシェ村に所有する畑は、花崗岩を母岩としています。

シャトー・デ・ジャック
ブルゴーニュ・ガメイ 2021

3,740円(税込)

クリュ・デュ・ボージョレの自社畑産ガメイを100%使用。クリュごとに分けて醸造したキュヴェをバランスよくブレンドしています。果実味とタンニンのバランスがとれ、しっかりとした骨格とエレガントさを持つワインです。ガメイの魅力が存分に発揮された、調和のとれた味わいです。

シャトー・デ・ジャック
ブルゴーニュ ブラン クロ・ド・ロワズ 2022

4,290円(税込)

シャルドネが植えられている9haの自社畑クロ・ド・ロワズは、ボージョレ地方の北方、シャペル・ド・ガンシェ村に位置します。ブルゴーニュの最南部で花崗岩由来の土壌であるため、とても興味深い味わいのシャルドネのワインが生まれます。果実の香りが豊かで、しっかりとした骨格を持ち、口当たりはまろやかです。

クリュ・デュ・ボージョレを楽しむ

ボージョレ地区は、ブルゴーニュ地方の一部としてとらえられることがある反面、総面積約18,000haという広大さと土壌、品種構成などにより、ボージョレ独自のアイデンティティを持ち、ブルゴーニュと切り離して考えられることもあります。

ボージョレ地区は、南北に55kmにもわたります。ボージョレ、ボージョレ・ヴィラージュの2つのリージョナルAOCに加え、北部の10のヴィラージュAOCがあり、これらはクリュ・デュ・ボージョレと呼ばれます。クリュ・デュ・ボージョレの多くは、ピンク色の花崗岩に基づいた土壌であり、この土壌とガメイの組み合わせがボージョレを完全にユニークなものにしています。

シャトー・デ・ジャックは、ムーラン・ナ・ヴァンを中心に、モルゴン、フルーリー、シェナに畑を所有しています。テロワールの違いが表現されたワインを楽しんでみませんか。

シャトー・デ・ジャック
ムーラン・ア・ヴァン 2021

4,950円(税込)

ムーラン・ア・ヴァンの8つの偉大なテロワール、ロシュグレ、カルクラン、シャン・ド・クール、トラン、レ・ヴェリラ、ラ・ロッシュ、ラ・ロシェル、レ・カーヴから造られたワインのブレンドで、シャトー・デ・ジャックのフラッグシップワインです。ピンク色の花崗岩の土壌から生まれます。豊かな果実風味にスパイスのニュアンス。シルキーでエレガントなワインです。

シャトー・デ・ジャック
モルゴン 2021

4,180円(税込)

3つの畑、コート・デュ・ピィ、ベルヴュー、ロシュ・ノワールから造られたワインをブレンド。これらの畑は、ピンク色の花崗岩、またはコート・デュ・ピィの特徴的な、ピエール・ブルー(青い石)と呼ばれる閃緑岩から成る土壌です。ボージョレ地方のクリュの中では最も男性的な味わいだと言われるモルゴンの特長が生きたワインになっています。

シャトー・デ・ジャック
フルーリー 2021

4,070円(税込)

畑は300mを超える標高にあります。ピンク色の花崗岩土壌は区画により深さなどが多様で、ワインに複雑さを与えています。フレッシュな赤い果実と花のアロマにかすかにスパイスのニュアンス。芳醇で官能的なワインです。

単一畑のテロワールを楽しむ

花崗岩土壌はクリュ・デュ・ボージョレの特徴的な土壌ですが、一つのアペラシオンの中でも多様なテロワールが存在します。

ムーラン・ア・ヴァンの中でも、標高、斜面の向きなどの地勢、また、同じピンク色の花崗岩土壌でも表土の深さなどにより、区画によって異なる味わいが生まれます。シャトー・デ・ジャックの誇るムーラン・ナ・ヴァンの単一畑は、それぞれのテロワールを持ち、多様な味わいが表現されています。

モルゴンは、クリュ・デュ・ボージョレの他のアペラシオン同様、花崗岩土壌が多くを占めますが、南部のコート・ド・ピィの丘の周辺は、ピエール・ブルーと呼ばれる火山性の青い石から成る土壌が見られます。

シャトー・デ・ジャック
ムーラン・ア・ヴァン クロ・ド・ロシュグレ 2017

6,600円(税込)

アペラシオンで最も標高の高い畑(310-350m)で、東と南東向きの急な斜面に位置します。土壌は表層の少ない花崗岩質。アペラシオンの頂点とも言えるような、特徴的な赤と濃い色の果実の風味のフィネスと深みを持つワインが造られます。

シャトー・デ・ジャック
ムーラン・ア・ヴァン ラ・ロッシュ 2018

6,600円(税込)

アペラシオンの名前の由来となった風車から100mほどのところにある、南東向きの1.6haの小さな区画。花崗岩の母岩の上の表土はとても浅く痩せた土壌です。平均樹齢約45年のこの区画は、新鮮な赤い果実のアロマときめ細やかなタンニン、鮮明でキリッとしたミネラル感のあるワインを生み出します。

シャトー・デ・ジャック
ムーラン・ア・ヴァン クロ・デュ・グラン・カルクラン 2018

6,600円(税込)

やや南向きで、いつも最初に収穫される区画の一つです。花崗岩質の砂質で構成され、粘土を含む、深めの土壌です。冷涼なヴィンテージでも、エレガントなストラクチャーを備え、肉付きがよく、熟した風味を持つワインを生み出します。

シャトー・デ・ジャック
ムーラン・ア・ヴァン クロ・デ・トラン 2021

7,150円(税込)

南向きの畑で、アペラシオンの他の単一畑と比べ、花崗岩質の土壌はより深く肥沃です。肉厚な果実風味を持つ豊かで重量感のあるワインが生み出されます。

シャトー・デ・ジャック
モルゴン コート・デュ・ピィ 2015

5,500円(税込)

モルゴンのコート・デュ・ピィの象徴的な小高い丘の2つの特別な区画の畑。ピエール・ブルーと呼ばれる青い石から成る母岩を持つテロワールから生まれる、力強くスケールの大きさを感じるワインです。

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