コンチャ・イ・トロ
マルケス・デ・カーサ・コンチャ　
シャルドネ

D.O. リマリ・ヴァレー
品種：シャルドネ

マルケス・デ・カーサ・コンチャ　シャルドネは、チリの中でシャルドネの最適な産地の一つである北部のリマリ・ヴァレーのブドウから造られます。ケブラダ・セカヴィンヤードは、太平洋からわずか22キロのリマリ川の北岸に位置します。粘土質の土壌は炭酸カルシウムに富んでいます。気温は冷涼で、朝は曇っているため、果実はゆっくりと成熟し、酸と豊かなアロマを備えたフレッシュなワインができます。
洋ナシなどの熟した白い果実と、白い花、トーストしたヘーゼルナッツの香りが感じられます。厚みがあり、シルクのような質感と熟したイチジク、洋ナシ、ミネラルのフレーバーが幾重にも重なります。いきいきとした余韻が長く続く、ミネラル感あふれるワインです。

コンチャ・イ・トロ
マルケス・デ・カーサ・コンチャ　
ピノ・ノワール

D.O. リマリ・ヴァレー
品種：ピノ・ノワール

マルケス・デ・カーサ・コンチャ　ピノ・ノワールは、太平洋の影響を強く受け冷涼な産地として注目されているリマリ・ヴァレーのブドウから造られます。サン・ジュリアンヴィンヤードは、石や炭酸カルシウムを含むやせた土壌です。海岸からの涼しい風が谷に直接吹き込み、気温を和らげます。この気温と朝の雲、そして一日の大半を占めるブドウへの間接的な日光の組み合わせにより、ブドウはゆっくりと成熟し、よりフレッシュなワインが造られます。
チェリーの香りなど、ピノ・ノワールの特長を凝縮した印象。ラズベリー、カンゾウの複雑な味わいと洗練されたテクスチャーにより気品のあるワインに仕上がっており、繊細でいてコクのある味わいのピノ・ノワールです。

コンチャ・イ・トロ
マルケス・デ・カーサ・コンチャ
カベルネ・ソーヴィニヨン

D.O. マイポ・ヴァレー
品種：カベルネ・ソーヴィニヨン主体

マルケス・デ・カーサ・コンチャ　カベルネ・ソーヴィニヨンは、D.O. マイポ・ヴァレーのプエンテ・アルト・ヴィンヤードとピルケ・ヴィンヤードのブドウから造られます。どちらの畑もアンデス山脈の麓近くに位置し（プエンテ・アルト：標高650m　ピルケ：標高570m）、下層土に砂利が多く水はけのよい沖積土壌です。アンデス山脈の影響を強く受けた半乾燥の地中海性気候です。マイポ・ヴァレーで最も寒冷な地域で、昼夜の気温差は約18°Cと大きく、長い成熟期間によりブドウのアロマが凝縮されます。
チェリー、カシス、ブラックベリー、杉、黒鉛、ほのかなスモークのノートが感じられます。しっかりとしたタンニンに支えられた凝縮感のあるフレーバーと長い余韻を持つ、カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴をよく表し、ストラクチャーのしっかりしたワインです。

コンチャ・イ・トロ
マルケス・デ・カーサ・コンチャ　
カルメネール

D.O. ペウモ
品種：カルメネール主体

マルケス・デ・カーサ・コンチャ　カルメネールは、素晴らしいカルメネールのワインの産地として定評のあるD.O. ペウモの畑のブドウから造られます。地中海性気候で、昼夜の気温差は平均19°Cと大きく、カチャポアル川とラペル湖の影響を強く受けています。ペウモ・ヴィンヤードは標高170メートルに位置し、カチャポアル川沿いの段丘と丘陵に広がっています。土壌は深く、粘土質の表層が水分を保持するため、カルメネールが収穫されるまで、ブドウ樹に活力を与えます。ブドウ樹はフィロキセラ以前に植えられたものです。
ブルーベリーやワイルドベリーなどの凝縮したピュアな風味を持つカルメネールです。スミレのようなフローラルなニュアンスとローストした赤唐辛子のようなヒントがあります。フルーティで風味豊か、美しい酸味と熟してなめらかなタンニン、長く続く余韻があります。