シャンパーニュ パイパー・エドシック エッセンシエルシリーズ
今世紀最も多くの賞を受賞しているシャンパーニュ・メゾンです。
世界で評価される高い品質とともに、パイパー・エドシックはその長い歴史を通して、
宮廷や映画界などの華やかな世界で愛されてきたシャンパーニュでもあります。
パイパー・エドシックのそれらの世界との結びつきと、
伝統を守りつつ果敢な挑戦を続けてきたメゾンが生み出した
プレミアム・レンジのノンヴィンテージ・シャンパーニュ エッセンシエルシリーズの魅力をお届けします。
INDEX
シャンパーニュ パイパー・エドシック
王妃マリーアントワネットに献上されたシャンパーニュ
パイパー・エドシックは、1785年にフローレンス＝ルイ・エドシックが創業した歴史あるシャンパーニュ・メゾンの一つです。「王妃にふさわしいシャンパーニュを」という強い思いは実現され、洗練を極めたシャンパーニュは、当時のフランス王妃マリー・アントワネットへ献上されました。パイパー・エドシックの初代アンバサダーはマリー・アントワネットとも言えるのです。
映画界と深く根づいたブランドの長い歴史
パイパー・エドシックは、映画と深く根づいたブランドの長い歴史を持ちます。パイパー・エドシックのシャンパーニュは、1933年に、ローレル＆ハーディ主演の映画「Sons of the Desert」に登場しました。これは、初めてシャンパーニュが登場した映画です。それ以降、多くの映画関係者に愛されながら、300を超える映画に起用されています。
また、カンヌ国際映画祭公式シャンパーニュメゾン（1991～2020年）を務め、アカデミー賞授賞式で唯一提供されるシャンパーニュ（2015～2021年の7年間）となった歴史もあり、レッドカーペットとのつながりが強いことでも有名です。
各界の著名人に愛され、マリリン・モンローもその一人。1953年には「寝る時に身につけるのはシャネルの5番。朝欠かさないのはパイパー・エドシック。私の目覚めの1杯よ」という言葉を残しています。
シャンパーニュとアートの世界
パイパー・エドシックは、オート・クチュールとのコラボレーションなどを通じて、アートの世界とも結びついてきました。ジャンポール・ゴルチエによる赤いコルセットのボトル（1999年）や、クリスチャン・ルブタンのピンヒール形のクリスタル製フルートグラスとボトル（2010年）は、多くのファンの記憶に刻まれています。
パイパー・エドシック エッセンシエルシリーズ
エッセンシエルは、パイパー・エドシックのプレミアム・レンジのノンヴィンテージ・シャンパーニュです。ポテンシャルの高いブドウを使い、長期熟成、ロー・ドザージュで仕上げられた、メゾンの神髄を表すシリーズです。
複雑さ、スパイスのニュアンス、熟成感を備えたガストロノミーのシャンパーニュです。
そのラベルには、ワイン愛好家へ向けた醸造の詳細情報が記されています。
フランスと日本でエクストラ・ブリュットが先行発売され、その好評を受け、現在は全世界で販売されるようになりました。
シャンパーニュ パイパー・エドシック エッセンシエル エクストラ・ブリュット
素晴らしい骨格に、フレッシュ感を備え、調和のとれたメゾンの神髄を象徴するエッセンシエル。
■ 品種｜ピノ・ノワール 45%、ムニエ 36%、シャルドネ 19%
■ リザーヴワイン｜23%
■ セラーに入れた年｜2017年
■ 熟成期間｜澱とともに最低36ヵ月以上
■ ドザージュ｜6g/L（エクストラ・ブリュット）
■ テロワール｜50以上のクリュ
シャンパーニュ地方の多様性を表現すべく、地方全域から厳選した約50のクリュのブドウを使用。現行品は、6年の熟成を経ており、クリーミーなテクスチャーが楽しめます。プラム、ブリオッシュ、グレープフルーツ、ローストしたアーモンドのアロマ、塩味を感じるようなミネラル感があり、長い余韻が続きます。
しっかりとしたボディがあるため、食中酒として活躍します。
シャンパーニュ パイパー・エドシック エッセンシエル ブラン・ド・ブラン
単一ヴィンテージのシャルドネにリザーヴワインを贅沢にブレンドし、ブドウ品種の個性を見事に表現。
■ 品種｜シャルドネ
■ リザーヴワイン｜30%
■ セラーに入れた年｜2017年
■ 熟成期間｜澱とともに最低36ヵ月以上
■ ドザージュ｜6g/L（エクストラ・ブリュット）
■ テロワール｜コート・デ・ブラン、モンターニュ・ド・ランス、セザンヌ、モングーの約50のクリュ
シャルドネの最高のテロワールを追求し造られたブラン・ド・ブラン。柚子、ライム、白い花などの繊細なアロマ、塩味を感じるミネラル感、リザーヴワインと長期熟成により加わった複雑さと深みがあります。
シャンパーニュ パイパー・エドシック エッセンシエル ブラン・ド・ノワール
記念すべきファーストリリース。メゾンの歴史上重要な品種であるピノ・ノワールを中心に、ムニエをブレンドしたブラン・ド・ノワール。
■ 品種｜ピノ・ノワール 80%、ムニエ 20%
■ セラーに入れた年｜2020年
■ 熟成期間｜澱とともに最低36ヵ月以上
■ ドザージュ｜5g/L（エクストラ・ブリュット）
■ テロワール｜モンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・バールの10のクリュ
ブラン・ド・ノワールのステレオタイプを覆す、大胆なフレッシュ感とエレガンスを追求したスタイル。選別された10クリュがもたらす多様性が、黒ブドウのみで生み出す複雑さを高めています。シャンパーニュ地方独自のサステナブル認証であるVDC認証を取得した区画のブドウのみを使用。みかん、アプリコット、ラズベリー、ブルーベリーの風味に、アーモンドとハチミツの印象もあり、フィニッシュはミネラルが感じられます。
※いずれも、商品のスペックは、2024年2月現在販売している現行品のものです。リリースされる時期により、詳細なスペックは異なりますが、ラベルにてご確認いただけます。
シェフ・ド・カーヴ エミリアン・ブティヤ
エミリアン・ブティヤは、シャンパーニュ生産者の一家に生まれました。ワイン学・農学エンジニアの学位を持ち、若くして、世界各国のワイナリーで豊富な経験を積み、シャンパーニュに戻ってきました。卓越性、大胆さと高い専門知識が評価され、パイパー・エドシックのシェフ・ド・カーヴに抜擢されたのが2018年。彼はシャンパーニュのシェフ・ド・カーヴの中では若い部類に入りますが、シャンパーニュのテロワールと世界各国のワインの知識を有し、サステナブルなブドウ栽培に取り組み、ワインのブレンドにおいてもフランス国内外で高く評価されています。伝統を守りながらも、自由な表現を目指して果敢な挑戦を続けています。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ （IWC）のスパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー を、パイパー・エドシック(IWC2021)とレア・シャンパーニュ(IWC 2023)で2回受賞しています。
自然とともに 自然を守る メゾンの取り組み
パイパー・エドシックではおよそ20年前から持続可能なブドウ栽培・ワイン醸造と環境保護に取り組み、環境へのやさしさに配慮しています。2015年には、すべての自社畑がHVE（環境価値重視）レベル3とVDC（シャンパーニュにおける持続可能なブドウ栽培）のダブル認証を取得しました。パイパー・エドシックはパートナーであるワイングローワーと密接に協力し、環境に配慮した生産方法への移行を支援することによって、2025年までに全契約農家のVDC認証取得という挑戦的な目標を掲げています。また、ブドウ畑での取り組みと継続的改善プロセスのほかにも、野心的なCSR（企業の社会的責任）方針を定めています。2022年には待望のB Corp認証を取得しました。この認証は、社会、環境、消費者に配慮した活動を行い、その透明性に関する基準をクリアした企業であることの証です。
